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2016.7.19 心を開かなければエヴァは動かない。 みんな、知っていると思っていた。 ワタシは? 今はもうわからない。 あのヒトはもう心を閉ざしたままなの? Comments(0) │TrackBack(0)
2016.7.21 今、お昼休みの時にblogを更新している。 なんとなく始めたことだけど、もう一年が過ぎた。 毎日更新なんてできなかったけど、ともかく続けられてよかった。 この一年、いろいろなことがあった。 ひとりぼっちだったワタシがたくさんのひとと出会って、なにかが変わったような。 そう感じる。 「アスカが帰ってこないんだ」 さっき本部で会った時、シンジ君はそう言った。 「たぶん、委員長のところに行っているんだと思う」 「……」 「僕じゃ力になってあげれないんだ」 「……どうしてワタシに言うの?」 「ごめん。でも、誰かに聞いてもらいたかったんだ」 「……」 「ごめん、」 と寂しそうに言うと、シンジ君は黙ってうつむいてしまった。 あの人のことをシンジ君は思っている。 隣にいるのに、シンジ君の目にワタシは映っていない。 どうして? どうして、ワタシだけを見てくれないの? こんなに苦しいなら、こんな感情ない方がよかった。 Comments(0) │TrackBack(0)
2016.7.28 霧島マナ? 誰? 碇シンジ? 知っている。 渚カヲル。 今日、会った。同じ感じがする。 私は誰? Comments(0) │TrackBack(0)
2016.7.29 彼は行ってしまった。 同じ感じがするヒトが。 私は? 私は何をするの? 何をすべきなの? この一年、私は何をしていたの? 私は誰? Comments(0) │TrackBack(0)
2016.7.30 どうして私はこんなことをしているの? よくわからない。 偶然、見つけたからかもしれない。 でも、なぜ止められないの? あのひとが計画を実行する。 だから、おそらくこれが最後。 でも、私は、 Comments(0) │TrackBack(0)
2016.8.31 全てがひとつになって、ワタシはわかった。 もう物質としての身体は無いけど、ワタシはここにいる。 いつでも、どこでも、ワタシはあなたと一緒にいる。 だから、泣かないで碇君。 ワタシたちは何も無くしてなんかいない。 何も失ってなんかいないもの。 ヒトは必ずいつか還ってくる。 碇君もあの人と心を通わせることがいつかできるわ。 ひとりっきりじゃないわ。 みんな、いるもの。 私もいるわ。 これからは私、綾波レイがいるわ。 だから、元気を出して、碇君。
完