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2015.9.12 いつもようにワタシは入院中。 ホント、毎度のことだけど、どうしてワタシだけ大ケガするんだろう。 なれちゃったけどね。 この知らない天井だったものも、今はすっかりなじみの天井になっちゃったし。 ここ数日、使徒と戦ったりとかいろいろあったけど、今のワタシはそれどころじゃない。 死ぬほど恥ずかしかったけど、それとは別になんとも言えないような気持ちがした。 なにか、こう、甘い匂いのような、うーん、よくわかなんけど、ともかく嫌じゃなかった。 それにワタシに触れたシンジ君の手。 あの手でワタシを助けてくれたと思うと、とってもいとおしいような。 あの時、ちょっと気が動転しちゃって、 「抱いてくれる?」 と口ばしちゃったんだけど、なんだか知らないけどシンジ君はあわてて、 「ごめん」 と言って、どいてしまった。 やっぱり言葉で気持ちを伝えるのは難しい。 そんなこともあったけど、この数日でワタシとシンジ君の距離はとっても近づいたと思う。 今日だって、シンジ君はお見舞いに来てくれて、いろいろと心配してくれた。 ワタシは恥ずかしくって、まともにシンジ君の顔を見れなかったけど、そんなワタシに いろいろと話しかけてくれた。 ここではワタシの気持ちを書けるのに、どうしてヒトには伝えるのが難しいんだろう。 黙っていても伝わることはあると言うけど、たぶんそれは無理。 だから、これから少しずつでもいいからシンジ君と話しをしよう。 まずは挨拶からでも Comments(0) │TrackBack(0)
2015.9.17 昨日、シンジ君は学校をさぼった。 というわけではなく、あの時田が作ったJAが暴走したということで、国際災害救助隊の ように、助けにいったらしい。 らしいというのは、伝聞で知ったからで、 ワタシは見ていない。 これもひとから聞いた話なのだが、それは茶番だったらしく、何でも博士同士の猿芝居 だったようだ。 ところで、どうしてワタシは呼ばれなかったのだろう? やっぱり、あれかなあ。 葛城一尉とシンジ君が同居しているからなのかなあ。 信頼関係とか、そういうので。 そもそも、他人同士の独身アラサー?と男子中学生が同居しているのはおかしいと思う。 シンジ君を信じない(あ、これギャグになってる)わけじゃないけど、シンジ君もやっぱり 男の子だし、これはいささか問題ありと思うの。 これは早急に手を打たないと。 そういえば、この前、進路相談があった。 ついでだと言って、葛城一尉が同席していたけど、この人、あることないことぺらぺらと 話しまくって、ワタシはほとんど何もしゃべれなかった。 ただ、進路については入れるところに行きますとだけ言った。 いくらなんでも、いきなりシンジ君のお嫁さんと言うほどワタシは馬鹿ではない。 そりゃあ、いつかはそうなるつもりだけど、ワタシにもしてみたいことができるかもしれない。 以前のようにただ何もないという状態ではないんだ。 今では学校へも行けるようになったし、ヒカリさんという友達もできた。 なによりもシンジ君がいる。 たとえ、シンジ君とは高校が違っても大丈夫だと思うし、大丈夫にする。 だから、今は自分のしたいことを探していこう思う。 Comments(0) │TrackBack(0)
2015.9.21 変な外国人が来た。 とーっても変な人。 っていうか、敵? いつのまにか、ワタシのシンジ君とすっごく仲良くなっちゃているし。 ネルフが誇るスーパー博士によると二人で弐号機に乗っちゃって、シンクロ値を 更新したらしい。 それって、どういうこと? エントリープラグに二人乗り? シンジ君、不潔よっ!! ちょっと頭に血が上っているみたい。 それしても、あの赤毛女、 「仲良くしましょ」 とか言ってきたけど、そんなことできるわけないじゃない。 だから、当然、「命令がなければイヤ」と言ったけど。 とりあえず、この状況を誰かに相談しようと思って、ヒカリさんを見たんだけど、 ヒカリさんは惣流さんと仲良くなっているし。 そりゃあ、クラス委員長だもん。転校生の世話を見るのが仕事なのはわかるけど、 でも、もう友達みたいになっているのは、 ワタシとしてはすこし かなり とってもさびしいわけで、 Comments(0) │TrackBack(0)
2015.10.10 久しぶりに書き込むような気がする。 いろいろあった。 使徒が来たり、分裂したりとか、 ユニゾンの訓練をちょこっとだけしたりとか、 そんな感じのことがたくさんあって、いろいろと思ったりしたこともあって、 心の中を少し整理したんだけど、 結局、ワタシがシンジ君に抱いていた感情は気の迷いだったような気がする。 たぶん、男の子というより姉弟みたいな感じかな。 そう、だめな弟を持ったような気持ちに勘違いしていた。 だって、ちょっと愚痴の一つも書かせて。 せっかくユニゾン訓練でワタシたちがバチッと決めたのに、勝手に怒って出て行っ ちゃった惣流さんを追いかけて行くなんて、おかしくない? もっと変なのがその惣流さんとも同居するなんて普通考えられる? 他人同士の中2男子と三十路女性あんど14歳帰国子女が一緒に住むなんて おかしくない? そもそもシンジ君はワタシのことをどう思っているわけ? そういうわけでしばらく口をきいてあげないことに決めました。 決心しました。 Comments(0) │TrackBack(0)
2015.10.16 今日から修学旅行で沖縄に行っています。 ワタシたちエヴァパイロット3人組以外はね ワタシ、本当に行きたかった。 海面上昇で陸地が1/3になってしまった沖縄。 今はなき西表山猫発見ツアーもしたかった。 さーたあんだぎーも食べたかった。 スキューバもしたかった。 これは一生悔いが残ると思う。 惣流さんも怒っていて、シンジ君に同意を求めていたけど、 「僕、去年、修学旅行で行ったから」 と言って、笑っていた。 なんでも、転校前のところは1年生の秋に修学旅行をするというわけわかん ない学校だったみたい。 と、まあ、シンジ君はそれでいいかもしれないだろうけど、ワタシはとっても残念で、 それが顔に出ていたのか、シンジ君はあわてて 「あっ、ごめん。そういうのは大事だよね。やっぱり、みんなと行きたかったね」 と、ワタシに声をかけた。 そんなこともあって、近くの温泉にみんなで行こうと葛城一尉が提案したんだけど、 使徒が来て、それも中止。 つくづく旅行には縁がない。 本当にワタシは箱入り娘なんだなあっと思ったりもした。 Comments(0) │TrackBack(0)
2015.10.28 blogを始めて3ヶ月。 このくらいで更新停止になるのが多いみたい。 ワタシも最近は更新するのが時々になっている。 でも、無理しないですれば、長続きするのかなと思ったりもしている。 相変わらず知らない女二人組と同居しているシンジ君と、久々に帰りが一緒になった。 なぜ久々かというと、それは惣流さんがいつも一緒だからだ。 彼女はシンジ君をボケ、のろまだ、バカだとけなしっぱなしだけど、そのわりにはなんだ かんだと一緒にいる。 もちろんヒカリさんとも一緒にいる時間は多いけど、男子でまとも?に接しているはシン ジ君だけ。 これはどー見ても好きな男の子をいじめるやんちゃな女の子にしか見えなくて、そんな ことをヒカリさんに言ってみたら、小さく笑いながら「同じだよ」って返された。 ワタシはよくわかんなくて、???みたいな表情だったようで、 「そうねえ。アスカと違って、ストレートなぶん気づかれにくいかも」 と続けて言われた。 それはほらシンジ君は弟みたいな感じだし、そんなことなんだよ。 と、まあ、ともかく、シンジ君と二人で本部へ向かったワタシたちだったけど、急にかかっ てきた電話で訓練中止と報されてしまった。 それでなんとなく暇になって、シンジ君と一緒にぼーっと芦ノ湖を眺めていたんだけど、 それはそれで退屈することもなく、むしろ楽しい感じで、もっとずっとこうしていたいような 気持ちだった。 Comments(0) │TrackBack(0)
2015.11.13 人工の明かりはひとつもなかった。 月明かりもなく、夜は本当に闇に包まれているようだったけど、 星々の優しい光がワタシとシンジ君を照らしていた。 うん、惣流さんも隣にいたんだけどね。 でも、本当に星空はきれいだった。 ときどき流れ星も見えたし。 涼風が気持ちよくて、ずっとこのままいたような気がしたけど、 どうにも蚊が多くてちょっと無理。 惣流さんなんて、手をパチパチさせて一生懸命に蚊を落としていた。 でも、やっぱり多勢に無勢で、耳たぶをさされちゃったみたい。 シンジ君も首のあたりをさされちゃったようだし、 なかなかロマンチックなままとはいかないなあ。 そんなわけで今回の使徒はとても弱かったです まる Comments(0) │TrackBack(0)
2015.12.9 もはや月一更新となったコレ。 でも、話はハイスピードで進まなければならないから、これはこれでいいのですっ。 それで、今日は葛城三佐のおごりで夕ご飯を食べに行った。 あっ、葛城一尉はおとといに昇進して三佐になったのであーる。 そんなに活躍した?とワタシは思うんだけど、三佐自身も首をかしげていたから、 やっぱり変な昇進なんだと思う。 いったい、どういう組織なんだろう? そんなことより、今日はいたりあんな感じでパスタとかドリアとかそういうのを食べたかったんだ。 でも、惣流さんや葛城三佐自身の誕生日や昇進祝いとかなんだかんだで金欠らしく、 結局は屋台のラーメン屋さんということになってしまった。 別にラーメンでもいいけど、そんなに余裕がないならおごらなくてもいいと思う。 それにしても、どうして屋台のラーメン屋にフカヒレラーメンがあるんだろう。 惣流さんなんてそれを頼んだから、葛城三佐なんて涙目になっちゃって、ちょっと かわいそうだったよ。 ワタシはニンニクたっぷりの家系ラーメンを頼んじゃった。 特に煮玉子が大好きで、自分のぶんを食べてから隣のシンジ君のジッと見ていたみたい。 そしたらシンジ君、ニコッと笑って、 「煮玉子、あげるよ」 と言って、ワタシのどんぶりに移してくれた。 ワタシ、とってもうれしくって、 「じゃあ、シンジ君にはチャーシューあげる」 と言って、煮玉子とチャーシューを交換。 なんだかちょっと照れちゃうような雰囲気で、そんなところを葛城三佐にからかわれちゃった りして、だけど、とても美味しい夕ご飯だった。 あっ、それから今日も使徒をやっつけたよ。 Comments(0) │TrackBack(0)
2016.1.4 世の中はまだお正月気分。 でも、ワタシたちは今日もエヴァの訓練。 これって、ちょっと酷くない? それでもって裸でエントリープラグに搭乗。 これはまだいいよ。 でも、みんな一緒に裸になることないと思わない? ワタシたち中学2年生、思春期まっただ中なのよ。 もう少し何とかならなかったの? たとえば乗り込む時間をずらすとか、さ。 いくら前に一度、シンジ君に全裸、そう真っ裸を見られた上に、さわられたことがある とはいえ、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいのよ。 惣流さんなんて顔を真っ赤しにして大声で文句を言っていたし。 あ、でも、シンジ君はあまりそうでもなかったみたいで、 ……えっちだからかなあ。 けど、シンジ君に限って、ねえ。 そんなことを訓練後にシンジ君に言ってみたら、頬を真っ赤にして、 「僕が恥ずかしいって騒いじゃうと、二人がもっと恥ずかしがっちゃうかなって思って」 「えっ、」 「本当はすごく恥ずかしかったんだ」 って、小声で言ったシンジ君はなんかかわいらしかった。 それで、ワタシ、無意識にシンジ君と手をつないでしまったんだけど、 たぁーって声を上げた惣流さんの空手チョップがワタシたちの手は離させてしまった。 「アンタたち、なにいちゃついてんのよ」 と言った惣流さんの顔がおかしくて、でも、シンジ君はまたうつむいちゃって、 なんとなく楽しい帰り道だった。 それから、なんだか知らないうちに使徒が撃退されてたみたい まる Comments(0) │TrackBack(0)
2016.2.1 blogを書く時に読み返しはしない。 だから、誤字脱字も多いし、変な文章もたくさんある。 でも、これでいいのだ。 だって、これはライブ感を出すためだから、 ……なんちゃって。 今日はえう゛ぁんげりおん初号機に乗った。 なんでも、相互互換テストというもので、シンジ君も零号機に乗った。 久しぶりに乗った初号機は以前とは違うような感じがして、そう、匂いが違っていた。 それを、ワタシは知っている。 それは、シンジ君の匂いだった。 それが、ワタシの身体を溶かすようで、 それと、溶け合いたい。 そう、ワタシは思った。 シンジ君もやっぱり同じで、ワタシの匂いがするって言ったけど、そのすぐ後に 零号機を暴走させてしまった。 おかげでシンジ君はまた入院。 それにしてもワタシとシンジ君が入院するのって、多すぎない? 今度、家出しちゃおうかな。 って、そんなことできるわけないよね Comments(0) │TrackBack(0)
2016.3.26 前回から間隔が開きすぎちゃって、もうblogをやめよちゃおうかなあと思ったけど、 書かずにいられなくなってしまった。 だって、今日はワタシとシンジ君の記念日になるんだもん。 そう、今日という日をワタシは絶対忘れない。 うん、シンジ君のことは弟みたいだと思っていたよ。 でも、それは違ってたみたいで、ワタシたちは結ばれる運命だったみたい。 学校でなんて、ワタシのことをじーっと見ているし、あんなに見つめられたら、いくら ワタシがどんかんでも気がつくよ。 それでもって、エレベーターの中で二人っきりになった時、 「雑巾しぼっているの見てたんだ。なんだかお嫁さんみたいな感じがした」 「……お嫁さんって?」 「一緒に結婚したら、あーいうのを見ることになるのかなって、……あっ」 ワタシもシンジ君もとても恥ずかしくなって、黙ってしまったんだけど、 エレベーターから出ると、ワタシたちは見つめ合っちゃって、 そのままくちびるが……、もうはずかしてく書けない。 そんな感じで今日のことをもう一度思い出して、もう寝よう。
2016.3.29 今日、学校へ行った。 そしたら、あのヒトが待っていて、ニヤッとしながら、 「ふふふ、アンタ、案外、おもしろいじゃない」 「えっ、なんのこと?」 「アタシ、わかってんのよ。アンタのアレ」 ワタシは絶句して、ぶるぶると震えてしまった。 「まあ、武士の情けで黙っていてあげるわよ」 「……ほんとう?」 「本当よ。女に二言はないわ」 「あ、ありがとう」 「感謝しなさい」 「でも、どうやってワタシのblogを知ったの?」 「そんなの検索したのよ」 「検索? なにで検索したの?」 「あ、うっ、うっさいわね。そんなのどうだっていいでしょ。とにかく、もうアンタのblogなんて 読む気ないけど、あまり変なことばっか書いてんじゃないわよ」 と言って、あのヒトはまたニヤッと笑いながら去っていった。 それにしてもびっくりしたし、とてもこわかった。 誰も見ている人なんていないと思っていたから、これまで自由に書いていたんだけど、 これからはそうもいかなくなるのかなぁ。 ちょっと悩み深い夜となりそう。 Comments(0) │TrackBack(0)