霧島マナの日記 鋼鉄のガールフレンド

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-第一部-
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Φ月☆日

    今日、クラブ活動が終わって家に戻ると、シンジが夕ご飯の用意をしていた。
    アスカさんと葛城さんはまだ戻っていなく、私はキッチンでシンジの手伝いをした。
    なんとなくいい雰囲気。
    ちょっぴり新婚さん気分を味わいながら、お味噌汁の塩加減を見ていた時だった。

  「マナ、水泳部に入ったんだよね」

    と、シンジが聞いてきた。私は味見をしていた皿を置くと、

  「うん、そうだよ」
  「……いいな。僕、泳げないから、水泳が上手な人に憧れているんだ」
  「シンジ、泳げないの?」
  「はは、情けないよね。中学2年生なのにさ」
  「ううん、そんなことない。あっ、そうだ。シンジも一緒に水泳部へ入らない?」
  「えっ!!」
  「大丈夫。私が手取り足取り教えるよ。それに、私の水着姿も見放題だよ」

    そう私が言うと、シンジは顔を真っ赤にして、

  「マナとは一緒に温泉に入ったことがあるから」

    と言った。アレは初めてのデートでのこと。そして、私たちのファーストキス。
    私とシンジはお互いに顔を真っ赤にしながら見つめ合った。くちびるが徐々に近づく。が、

  「はーい、そこまで」

    と、葛城さんの声がかかった。
    ニヤニヤしながら葛城さんは私たちを見て、アスカさんはムスッと頬を膨らましていた。
    私とシンジはさっと離れると見つめ合い、そしてクスッと笑い合った。
    キスできなくて残念だったけど、今の暮らしはとっても楽しいと私は思った。

当時の主なレス

47 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2005/12/09(金) 22:01:18 ID:7E1BAJHa
  だめスパイなところもよかったが、
  今の感じもいいな。

48 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日:2005/12/09(金) 23:43:40 ID:???
  おお 良スレだな
  お気に入りに登録っと。

49 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日:2005/12/10(土) 01:03:22 ID:???
  マナたん(;´Д`)ハァハァ