霧島マナの日記 鋼鉄のガールフレンド

鋼鉄のガールフレンド攻略 | 碇シンジ育成計画攻略 | サイトマップ

-plot239-

□月5日

     放課後の教室。私たちはちょっとしたおしゃべりをしていた。
    「私、転校が多かったから友達がなかなかなできなくて」
     と、少し寂しそうにマユミちゃんが言った。
    「いつの間にか本が友達のようになって、こんなのよくないと思ってはいるんですけど……」
    「でも、本を読むのはおもしろいよね」
     と、シンジ君はフォローするように言った。
    「僕も最近はよく本を読むんだ」
    「どのようなのを読むんですか?」
    「SFとか推理物が多いんだけど、今は星新一が好きかな」
     と照れるようにシンジ君は言った。
    「星新一は私も好きですよ」
     とマユミちゃんは言った。
     私はそこで口を挟んで、
    「マユミちゃんはどんなのが好きなの?」
    「私は、そうですね、主に小説が好きです。古典が好きですけど、恋愛物も大好きですよ」
    「あー、私も恋愛小説は大好きだよ」
    「マナさんは例えばどのような作品が好きなんですか?」
     とマユミちゃんが訊いてきた。
    「最近、よく読むのはケータイ小説かな。恋空なんか号泣しちゃったよ」
     と私が言った瞬間、マユミちゃんとシンジ君は私から目をそらす。
     えー、なんか私、変なこと言った?
     と、そんな時、アスカさんが来て、
    「シンジ、本部に行くわよ」
     と言って、シンジ君の手を引っ張った。
     そんなわけで私たちは帰ることになったけど、なんだかアスカさんが……、よくわかんない。

    □月5日
    〜中略〜
     特に無しだよ。