霧島マナの日記 鋼鉄のガールフレンド

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メモ


モーレツ宇宙海賊のナゾ
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか。私はたまったアニメの消化でいっぱいいっぱいです(笑)

ついいましがたも「モーレツ宇宙海賊」の12話を見ていたのですが、グリューエル・セレニティさんが「この宇宙で真に普遍的価値を持つものはなんだと思いますか」と言ってました。さすが、お姫様は考えることが違います。
ですが、その次の台詞を聞いて椅子から滑り落ちそうになりました。

貴金属は貴重ではありますが、手間と時間さえかければいくらでも作り出せます

果たしてそうでしょうか。

「作り出す」という表現を「精錬」と理解するならば、確かにその通りです。しかし、精錬とは結局のところ不純物を取り除くだけのことで、「作り出す」のとは少し違うと思うのですね。

そう考えると、最も典型的な貴金属である「金」が、鉄や銅に比べてその精錬が容易であるにも拘わらず、依然として貴重である理由も分かってきます。

要するに自然界に僅かしか存在しないから貴重なのです。

どれほど人類が進歩しても鉛から金は作れない


金(Au)は言うまでもなく元素です。
化学の中学校的理解に従えば、ある元素が他の元素に変化することは絶対にないはずです。無論、絶対などと信じていて良いのは中学生までで、我々大人は核融合という現象を知っています。
例えば、太陽の中では盛んに水素原子が核融合を起こしており、ヘリウムに変化しているわけです。

それならば、鉛を金に変化させることも可能なのでしょうか。

そんなわけないですよね。我らが太陽さんの高温高圧をもってしても(笑)水兵リーベの水と兵までが関の山なわけです。太陽の数百倍の巨大な星ではホウ素ができたりもしますがせいぜいその程度です。七曲がりシップスクラークあたりは夢の又夢です。

では、我々の身の回りにも存在するもっと重い元素はどうやって出来たのかというと、ビッグバンなのだそうです。宇宙に存在するほとんど全ての元素がビッグバンから10分程度で作り出されたというから驚くべきことです。

逆に言えば、金や白金やイリジウムなどはビッグバンによってのみ存在し得るのであって、人工的に作り出すのは絶対に不可能なのです。

----

まぁでも、これは言いがかりかも知れません。何しろ、この作品(モーレツ宇宙海賊)の世界では、超光速移動が可能となっているのですから。金だろうと銀だろうと、どうにかして作り出せても不思議はありませんね。

このアニメ、オープニングの歌が酷い(褒め言葉)ので敬遠されがちですが、凝ったSF考証がなされた良作です。未見の方はぜひご覧下さい。
ちなみにエンディングの歌も酷いです(褒め言葉)。でも、だんだん癖になります。

| 漫画・アニメ | 18:12 | comments (6) | trackback (0) |
コメントをどうぞ
むかーしエヴァの謎でコメントしたウェッジです。
お久しぶりです。
モーレツ宇宙海賊はアニメにはまって原作小説全部買っちゃいましたw
貴金属について、ビッグバンだけじゃなく、確か超新星爆発でもできるはずですが、まぁ、それはここでは関係ないので置いておいて、精錬の方でしたら星間物質、例えば幽霊船が隠れていた辺りのとかを回収して精錬とかすればそれなりに集められるのではないかと思います。
もう一つ元素を作る方は、たぶん現在の技術でも可能だと思います。ただ費用対効果のかんけいで誰もやらないだけだと思います。
方法は超ウラン元素を作るのを応用して、少し軽い原子核に中性子やヘリウム4原子核とかを足していくっていう感じでいけるんじゃないかなと思います。
文字通り数える程の数しかできないので量を作るには手間と時間がとんでもなくかかると思いますがw
| ウェッジ | 12/06/05 18:27 | YC.hiYO6 |
ウェッジさん

お久しぶりです~

> モーレツ宇宙海賊はアニメにはまって原作小説全部買っちゃいましたw
おぉ、大人買いですね。私は活字を読むと眠くなるのでなかなか手が出ません(笑)

超新星爆発については書き忘れてました。ご指摘ありがとうございます。
手間と時間に関してはあれですね、E=mc^2 が成り立つ限り、投入すべきエネルギーが膨大になってしまうわけですが、この作品の世界観だと成り立ってないっぽいですね~
| Adrienne | 12/06/05 20:21 | ONaO7m2o |
お返事ありがとうございます。
原作の方だとオデット2世の部品に「単分子結晶」という素材を使ったものが出てくるのですが、これが作る際に同じ質量の反物質が出来るという設定なのです。
しかも、この「単分子結晶」は基本的に傷つける事も壊すことも出来ず、唯一壊せる方法が同じ質量の反物質と対消滅させるだけという、ツッコミどころ満載な設定なのですw(もちろんとても高価)
でも、これは言い換えると狙った元素を、狙った場所に作る事が出来るという事なので、貴金属もそうやって作ることも出来るのかもしれません。出来た反物質はブラックホールにでも捨てれば廃棄物処理も完璧w
ちなみに、単分子結晶が出てくる話は原作4~6巻で、アニメは3巻(ヨット部海賊の話)の後はオリジナルストーリーになっちゃったのでアニメには出てきません。
| ウェッジ | 12/06/07 23:25 | YC.hiYO6 |
> 原作の方だとオデット2世の部品に「単分子結晶」という素材を使ったものが出てくるのですが、これが作る際に同じ質量の反物質が出来るという設定なのです。

なるほど、「単分子○○」はSFで好んで用いられるアイデアですよね。対消滅も。

それと、感染症で隔離されたりとかは「ホーンブロワー」の影響を感じましたが、やはり参考にしてるんでしょうかね~

ヨット部海賊の話の後はアニメオリジナルなのは初めて知りました。そう言われると、ちょっとテイスト違うかな。
| Adrienne | 12/06/08 23:14 | ONaO7m2o |
単分子結晶なんて、ダイヤモンドとか水晶とか、普通にありますからね。
後単分子でよくあるのはワイヤーかな。
こっちはまだ無いけど、いずれカーボンナノチューブあたりで実現するんでしょうかね。
原作との違いはネタばらししていいものかわからないので避けておきますがヨット部海賊の話も原作とは違う部分があったんですよね。
まぁ、原作の方はアウトな内容だったんですが・・・
原作はひとつのエピソードが一冊~なので、ネビュラカップみたいな短いエピソードがないんですよね。
そういう短いエピソード2、3個で一冊っていうのも有ってもいいと思うんですが。

「ホーンブロワー」は知らないのですが、「ばかめ」とかのセリフだけじゃなく、設定の方でもオマージュが有るんですかね。
自分が知らないだけで他にもそういうのが有るのかな?
| ウェッジ | 12/06/13 00:05 | YC.hiYO6 |
> 原作はひとつのエピソードが一冊~なので、ネビュラカップみたいな短いエピソードがないんですよね。

そうですか~。原作はなかなかの大作のようですね。


ホーンブロワーは私もNHKでドラマ版を見ただけですが、面白かったですよ。
| Adrienne | 12/06/13 22:05 | ONaO7m2o |





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