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牌の種類

まずは牌の種類ね。
←こんな風に漢数字が書いてあるのがマンズ（萬子）。で、
←こんな風に丸っこいのがいっぱいついてるのがピンズ（筒子）、
←こんな風に棒状のやつがソーズ（索子）。
それぞれ１〜９まであるわ。これらを「数牌（シュウパイ・スウパイ）」というの。
数牌の読み方は独特で、一（イー）、二（リャン）、三（サン）、（スー）、五（ウー）、六（リュー・ロー）、七（チー）、八（パー）、九（チュウ）を付けて読むの。
例えば、 なら"イーソー"、 なら"チーピン"、 なら"ウーワン"よ。

ちなみに、マンズの漢数字を覚えるのはアタシたち欧米人には一苦労なの。だから、ドイツの麻雀牌には小さくアラビア数字が書いてあったりするのよ。もちろんアタシは全部覚えてるけどね♪

そう。よかったわね。

それからと、これらが「字牌（ツーパイ・ジハイ）」よ。
それぞれ、トン・ナン・シャー・ぺー・ハク・ハツ・チュンと読むの。
字牌はさらに、東南西北の風牌（フォンパイ・カゼハイ）と白發中の三元牌（サンゲンパイ）に分けられるわ。

イーソーの鳥さん、かわいい♥

鶏肉は嫌い……

誰が鶏肉の話をしている！？

とりあえず、表にしておくわね。
数牌の１と９のやつを老頭牌（ロウトウパイ）って言うんだけど、この老頭牌と字牌を合わせて、么九牌（ヤオチューパイ）と言うの。あ、表の水色で塗ったところね。役を作るときに頻繁に出てくる言葉だからよく覚えておいて。

	老頭牌	中張牌							老頭牌
萬子 （マンズ）	イーワン	リャンワン	サンワン	スーワン	ウーワン	リューワン	チーワン	パーワン	チューワン
筒子 （ピンズ）	イーピン	リャンピン	サンピン	スーピン	ウーピン	リューピン	チーピン	パーピン	チューピン
索子 （ソーズ）	イーソー	リャンソー	サンソー	スーソー	ウーソー	リューソー	チーソー	パーソー	チューソー

	風牌				三元牌
字牌	トン	ナン	シャー	ペー	ハク	ハツ	チュン

ここで、問題。麻雀牌には同じ物が四つずつあります。牌は全部でいくつでしょう。

マンズ、ピンズ、ソーズ、の数牌が 9 × 3 × 4 = 108、東南西北、白發中の字牌が 7 × 4 = 28 だから……、全部で 136 かな？

正解。マナにしてはよく出来たわ。麻雀牌のセットには予備を含め 144 牌入ってることが多いけどね。

「マナにしては」って。

牌がそれぞれ4枚ずつあるという事実は単純のようだけど、実は戦術の根幹になっていくから常に意識しておいてね。

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